ザ・ノンフィクション ~密着・LSD中毒~

東京都八王子市。都心から電車で西へ約1時間。多摩地区最大の面積と人口を誇るこの街に住む男性 Kさん(45)。マラソンが趣味で年に数回フルマラソンにも参加している彼はある中毒に悩まされている。それが…

LSD


今回、なかなか抜け出せないと苦悩する彼の様子に密着した。

まずはLSDとはどういったものなのか。
L LONG
S SLOW
D DISTANCE
マラソンの練習方法で長い距離をゆっくり走ることで基礎的なスタミナづくりなどに効果があるといわれている。彼に話を聞いてみた。

はじめたきっかけは――
「もうじき走り始めてから10年経つんですが、比較的最初の頃からやってましたね。痩せられるって聞いて試してみたら実際に数キロ減りましたね。普通なら2-3時間位で止めるもんなんですが、だんだんと抑えられなくなって夜中にこっそりやったりしてました」

10年間ずっとやってるんですか――
「いや、秋から冬はやらなくなるし、ここ3-4年は昔みたいに夜中とはやらなくなったね」

減っていた体重が戻り始めたことがもう一度手を出した原因だという。やめようと思いつつも、禁断症状が出て手を出してしまう。

なぜ、やめられないんですか――
「やっぱり、ラクなんだよね。長く走るのヤダって人もいるみたいだけど、ハアハアする方がよっぽどイヤなんだ。だめだとはわかっていても手を出しちゃう。仕事の途中なんかでも走ってる人見るとあーいいなァとか思っちゃって。高速の渋滞とかも30km、40kmって見ると、あ-走ったら4時間だな、5時間だなとか考えちゃう。」

かなり、重症のようである。実際の様子を確認するために同行してみた。今月は2週間前にすでに1回手を出してしまったらしい。
20180624001.jpg
「スパッとやめるのは難しいからさ、まずは回数減らすことから始めようかと思ってね」

最近では時間も長くなり、さらには強度を高めようと高低差のあるコースを選んでいるのだという。この日は午前中は小雨が降っていたので、雨が止むのを待って昼からのスタートとなった。

「(速くなるには)効かないからやらないって人もいるみたいだけどね。まあそうかなとも思うけど。やりたいことやるのも大事でしょ。結構楽しいよ。街の変化もわかるし。だからコースは一筆書きでなるべく同じ場所は通らないようにしてるし、通ったことないところにも行くようにしてる」

最近では耐性がついてきたのか2時間では副作用の脚の痛みは出てこなくなったという。この日も結局4時間かけて34kmを走った。
20180624002.jpg
ちょっとやり過ぎたかなと少し後悔している姿が印象的だった。副作用が強くなりそうな時には帰宅後は身体を冷やすことをしているそうだ。
「完全にやめることは出来ないだろう」彼はそう語っていた。暑くなってくるこれからの季節は早朝の時間を使って、もう少し山道なども走りたいと考えているそうだ…



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最後までありがとうございました。みなさんからのコメントもお待ちしています。

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